南青山骨董通りのカイロプラクティックVOICE OF SPINEのブログ

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腰痛のため運動が出来なかった方の改善症例
外山です。

先日数10年来の繰り返す腰痛を抱え、運動すると痛くなるため運動も出来ないという方が、運動してもなにしても痛くなくなり、さかんに「不思議なんですよねー」「不思議なんですよねー」とおっしゃっていました。

でも、不思議じゃないんです。

50代の男性の症例です。
過去に何度となく腰痛を経験し、よくなったり悪くなったりを繰り返しているとのこと。
来院の直接の動機は前日から再発した腰痛でしたが、同時に、体重の増加を気にして運動をしたくてもウォーキングなどの軽い運動でさえ腰が痛くなるので、運動も出来ないとお悩みでした。
いくら健康のためとはいっても、痛みに耐えて行うのではつらいだけですし、長続きもしません。余計ひどくなる可能性さえあります。

検査をすると、筋肉のアンバランスによって骨盤の関節が不安定になり、刺激されて痛みが起きていることがわかりました。
また、自覚症状はありませんでしたが、潜在性の椎間板変性(椎間板が磨り減り薄くなった状態)があることもわかりました。
これが進行すると、太ももや膝の辺りに痺れが出る可能性があるので治療が必要なことを伝えました。

治療は主に、骨盤をきちんと働くよう整えることと、骨盤を支える筋肉を強くすること、椎間板の治療を重点的に行いました。
最初の2回はいくつかの骨盤を支える筋肉がかなり傷んでおり、本来の強さを取り戻すのにすこし時間がかかりましたが、3回目には筋力の低下も出なくなり、骨盤も安定しました。

4回治療した結果、腰痛もなくなり、運動をしても痛みが全くでなくなったとのこと。これで、冒頭の言葉が出たわけです。

さて、なぜ不思議ではないかというと、込み入った話になるので、興味のある方は「続きを読む」をお読みください。



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詳しいことはホームページの「痛みとは何か」にも書いたのですが、多くの腰痛は、関節が本来の機能、つまり、「正しく動くこと」が出来なくなったときに感じます

関節には大雑把に分けて、

‘阿を感じるセンサーと
痛みを感じるセンサー

があり、これらのセンサーが神経を通じて脳に情報を伝えています。
関節が正しく動いていると、動きの情報が痛みの情報をシャットアウトします。つまり痛みを感じません。
ところが、関節が本来の動きを失うと、痛みの情報をシャットアウトできなくなり、痛みを感じます。
そこに炎症が起きていなくても、痛いのです。
ですから、関節が正しく働くように、本来の動きを取り戻してあげれば、痛みは感じなくなるのです。
この方の腰痛が出なくなったのも、関節が正しく動くようになったからなのです。

実際に痛みがなくなるというのは本人にとっては魔法のようなものなので、こういう説明はなかなか信じがたいものがあるのかもしれませんが、これはカイロプラクティックの治療が効果的な裏づけではありますが、カイロプラクティックの独自の理論ではなく、その土台となる西洋医学にも共通する基礎医学の部分です。
(ただ、多くの整形外科ではこの理論は無視して薬に頼っているのが現状ですが)

さらに、カイロプラクティックでは、関節が正しく動かないだけでなく、その動かない関節が全身に及ぼすさまざまな悪影響を考慮し、その悪影響を及ぼす関節をサブラクセーションと呼んでいます。

サブラクセーションはからだのバランスを乱すだけでなく、自律神経や臓器、内分泌機能など、からだのあらゆる働きを妨げることがあります。
からだが正しく働くのを妨げるのです。
ですから、サブラクセーションは必ず取り除く必要があり、またそれを取り除くことによって、からだは自由に働くことが出来るようになります。
カイロプラクティック治療で症状だけでなくからだ全般の調子が良くなるのは、からだが正しく働けるようになるからなのです。

もちろん、関節が正しく動かなくなる、つまりサブラクセーションが起こる原因にはさまざまなものがあります。

腰ならば、一般的に考えられるその部位を使いすぎるということだけでなく、実際には足などの問題が神経を通じて背骨を引っ張り動きを失わせる場合もありますし、臓器の問題が同じように神経を通じて背骨に現れることもあり、それはさまざまです。
サブラクセーションは原因ではなく結果です。

もちろんこれは腰痛だけではなく、膝や股関節などからだにあるすべての関節に当てはまることです。

多くの方は、きちんとした治療を受けずに、もう治らないからと半ばあきらめて痛みを抱えたままにしているようです。
なかには痛みのためにスポーツや山歩き、山登りなどの趣味をやめてしまった方もいるでしょう。

しかし、それはあまりにも残念です!
まずはきちんとした治療を受けてみてください!

当院では、股関節臼蓋形成不全によって動くとすぐに痛みが出てしまい、全く運動をできない方がいらっしゃいました。
当初はエアロバイクでさえも痛みが出て出来なかった方が、現在は体力向上と健康のために週一回30〜40分のウォーキングが出来るようになった方もいらっしゃいます。

一般的な常識によって、痛みとはうまく付き合いながら生きていくしかないと刷り込まれているように感じます。

多くの痛みにとって、必要なのは薬ではなく、関節本来の動きを取り戻すことです。
Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | 腰痛・坐骨神経痛・下肢のしびれ | 15:09 | comments(0) | trackbacks(0)
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