南青山骨董通りのカイロプラクティックVOICE OF SPINEのブログ

下肢の痛みと痺れにより5分しか歩けなかった方の症例
外山です。
今日は下肢痛と痺れにより長時間の歩行が困難だった70代の男性の症例です。

この方は右下肢の痺れで来院されました。
3カ月前にゴルフをした後に腰に痛みが出てきて翌日は動けなくなってしまったということでした。その後ふくらはぎ外側の痺れが出てきたとのことです。現在は腰痛はなりませんが100m、約5分ほど歩くと下肢の痺れと右殿部の痛みで歩けなくなってしまうとのことでした(間欠性跛行)。整形外科では第4腰椎と第5腰椎の間の椎間板ヘルニアがあり、痛み止めを処方されていました。

この方はご兄弟が以前同様の症状で改善されたため、ご紹介でいらした方でした。調べてみると、腰椎には大きな側弯があり、そこで神経が刺激されていました。特に坐骨神経の刺激が顕著でした。この方の場合、変形とヘルニアがあるとのことで、このような場合は初めの数回はあまり変化が出ないことも多く時間がかかる場合もあることをお伝えし、週2回の治療を開始しました。 最初の数回の治療で断続的にある下腿の痺れは軽減し、300mほど歩けるようになりました。その後はほんのわずかずつの軽減があり、治療開始当初は駅から当院まで途中で休んでいたのが休まずに来られるようになっていきました。1月半ほど治療したあたりで改善の度合いが促進され、最後に殿部の痛みが出るものの30分ほど歩けるようになったとのことでした。2か月ほど治療したあたりで歩行時の痛みが全く出なくなり、50分歩いても問題なくなったと喜んでいらっしゃいました。
この方の場合、ヘルニアや変形だけでなく、骨盤とその関節(仙腸関節)、とその周囲の靭帯のアンバランスが腰部に負担をかけていました。それらの部位が正しく動かないと、歩くたびに炎症がある関節をさらに刺激して、痛みが増してきてしまいます。それらの動きと機能が回復するにつれて歩行時の痛みも改善されていきました。

また、この方はご自分で出来る範囲でウォーキングをされ、前向きに積極的に改善のために努力をされていらっしゃったのも印象的でした。

現在は月に2回ほどのゴルフのラウンドも再開され、またゴルフができるようになったと喜んでいらっしゃいます。同じく月に2回、経過観察と再発防止のためカイロにも通われています。

このような問題は大変難しい問題ではあるのですが、是非あきらめず、カイロプラクティックも試してみることをお勧めいたします。



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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | 腰痛・坐骨神経痛・下肢のしびれ | 15:49 | comments(0) | trackbacks(0)
40年来の腰痛の改善
ご無沙汰しております。
外山です。ブログをサボっておりますが、さまざまなセミナーやワークショップに出てより一層の知識と技術の向上のために動いております。
今日は久しぶりに症例をご紹介したいと思います。

今回は20歳の頃から腰痛に悩まされてきた65歳の男性の症例です。
運動部に所属していた20歳の頃、ウェートトレーニング中に腰を痛め、それ以来慢性的な腰痛に悩まされているとのこと。5年に1度はぎっくり腰になり、8年前に心臓の手術を受けて以来腰痛がさらに悪化し、週に2〜3回マッサージに行かないと辛いほどになっってしまったそうです。整形外科で第4,5腰椎に変形があるとの診断を受け、2年通い痛みは半分ほどになったものの、痛みはまだあるとのことでした。

調べてみると、腰椎にひどい側弯がありました。最初に傷めた際にきちんと処置されなかったことによる、外傷性のものと考えられました。これは背骨に限ったことではありませんが、外傷があった際にきちんと治療しバランスを整えておかないと、その関節を動かすたびにそこに異常な負荷がかかり、長い時間をかけて変形が起きてしまいます。

このような変形は元に戻すことはできませんから、どこかを痛めた際には早く治療をすることがとても重要です。たとえ痛みが消えて治ったと思っても、アンバランスが残っていれば、長い時間をかけていつか必ず障害がおこります。一生使う体を出来るだけ長く健康に使うためには、早い処置と日頃の定期的なメンテナンスが何よりも重要なのです。
例えば、子供はよく転びけがをします。そのたびにどこかに損傷が起こっているとしたらどうでしょう。けが自体は外見上はきれいに治って何ともないように見えたとしても、その子供はアンバランスを抱えたまま成長し、将来慢性的な痛みや臓器の問題を抱えることになるでしょう。よく怪我をする子供は、大人と同様カイロプラクティックのケアをまめに受けるべきです。

話がそれてしまいましたが、この方のように変形がある場合でも、それによってバランスを崩した部位、働けるはずなのに働くのをさぼっている部位を見つけ、治療をすることにより多くの場合改善が見られます。この方の場合、背骨のアジャストメントに加え、ゆがみをひどくしている筋肉の治療をしました。

数回の治療で腰は楽になり、お孫さんを抱っこしたりといった負担により張りは出るものの、以前のような痛みは出なくなり、疲れにくくなったとのことでした。ただし、症状がよくなったとしても、40年かけて(もしかしたらそれ以前にも要因があったかもしれませんから40年以上かもしれません)悪化してきた問題ですから、それを改善するには長い期間がかかることを理解していただき、継続的にケアしています。



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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | 腰痛・坐骨神経痛・下肢のしびれ | 12:26 | comments(0) | trackbacks(0)
腰痛のため運動が出来なかった方の改善症例
外山です。

先日数10年来の繰り返す腰痛を抱え、運動すると痛くなるため運動も出来ないという方が、運動してもなにしても痛くなくなり、さかんに「不思議なんですよねー」「不思議なんですよねー」とおっしゃっていました。

でも、不思議じゃないんです。

50代の男性の症例です。
過去に何度となく腰痛を経験し、よくなったり悪くなったりを繰り返しているとのこと。
来院の直接の動機は前日から再発した腰痛でしたが、同時に、体重の増加を気にして運動をしたくてもウォーキングなどの軽い運動でさえ腰が痛くなるので、運動も出来ないとお悩みでした。
いくら健康のためとはいっても、痛みに耐えて行うのではつらいだけですし、長続きもしません。余計ひどくなる可能性さえあります。

検査をすると、筋肉のアンバランスによって骨盤の関節が不安定になり、刺激されて痛みが起きていることがわかりました。
また、自覚症状はありませんでしたが、潜在性の椎間板変性(椎間板が磨り減り薄くなった状態)があることもわかりました。
これが進行すると、太ももや膝の辺りに痺れが出る可能性があるので治療が必要なことを伝えました。

治療は主に、骨盤をきちんと働くよう整えることと、骨盤を支える筋肉を強くすること、椎間板の治療を重点的に行いました。
最初の2回はいくつかの骨盤を支える筋肉がかなり傷んでおり、本来の強さを取り戻すのにすこし時間がかかりましたが、3回目には筋力の低下も出なくなり、骨盤も安定しました。

4回治療した結果、腰痛もなくなり、運動をしても痛みが全くでなくなったとのこと。これで、冒頭の言葉が出たわけです。

さて、なぜ不思議ではないかというと、込み入った話になるので、興味のある方は「続きを読む」をお読みください。



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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | 腰痛・坐骨神経痛・下肢のしびれ | 15:09 | comments(0) | trackbacks(0)
坐骨神経痛の症例と手術の必要性
外山です。

今日は坐骨神経痛の症例です。
VOSにはたくさんの坐骨神経痛、つまり、脚にしびれや痛みを伴った腰痛の方が来院されますが、最近数人の方が立て続けに同じようなことをおっしゃっていたのでご紹介させていただきます。

それは、腰痛脚の痺れがあって整形外科に行ったところ、ヘルニアがあるために手術を勧められたということです。
しかも一人の方は、レントゲンを撮っただけで即手術と言われたそうです。

調べてみると、どの方も確かに腰、椎間板は悪いのですが、手術をするような症状とは考えられませんでした。
最近では整形外科でもよほど緊急を要するヘルニアでない限り保存的療法を行うと聞いているのですが、医師によっては違うのでしょうか。

先日来院された方は、数年前に左の下肢に痺れが出たため整形外科を受診しMRIを撮った結果軽いヘルニアがあるため、手術してもいいししなくてもいいというようなことを言われたそうです。結局手術はせずに牽引治療などを受けたそうですが、良くならないため通うのをやめてしまったそうです。
最近、お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足の裏にかけての痺れというそのときと同じ症状が出始めたため、当院に来院されました。
調べてみると、確かに椎間板に問題はありますが、現在の痺れとは関係なく、仙腸関節という骨盤の関節が傷んでいて、その痛みが足の痺れを出しているのがわかりました。これを関連痛といいます。
骨盤を整えるとともに、骨盤を支えている筋肉がきちんと働くように治療した結果、足のしびれは消失しました。

椎間板に問題があるため、腰痛は少し残っていましたが、それもそれほど時間がかからず改善するでしょう。
その方にはとても軽くなったと喜んで帰っていただきました。

もし、数年前のしびれもこの方の言うように同じ症状で、今回と同じ仙腸関節が原因だとしたら、それなのにヘルニアの手術をしていたら・・・と思うとゾッとします。

MRIのような精巧な機器で見ると、たとえ腰痛がない人でも、3人に1人は椎間板ヘルニアがあると言われています。
ヘルニアは、腰痛やしびれの絶対的な原因ではありません。痛みやしびれはヘルニアが原因のこともあれば、原因でないこともあるのです。

もし、ヘルニアで手術が必要と言われたら、まずセカンドオピニオンを求めるか、ヘルニアが原因だと確信できるまで手術は避けるべきです。
(ただし、排尿困難などの緊急を要する場合は即刻手術が必要です。このような場合、生命にもかかわる非常に危険な状態です)

そして、多くの椎間板障害やしびれ、坐骨神経痛と呼ばれる症状は、カイロプロプラクティックで改善します。



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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | 腰痛・坐骨神経痛・下肢のしびれ | 18:33 | comments(0) | trackbacks(0)
え?MRI?
外山です。

うちにはとある高校の野球部の子達が来ます。
とても優秀な子達で、待ち時間には勉強している子も珍しくありません。
尊敬します(笑)。

今日は去年から定期的に腰が痛くなるようになったという子が来ました。
いつも同じ場所が同じように痛いとのこと。

最初に行った整形外科ではレントゲンを撮り、痛いときはコルセット、次に行った整形外科ではMRIを撮った結果、ヘルニアではないとの診断だったとのこと。
ところが彼が痛いと指している場所は明らかに筋肉、私が触ってみても痛いのは筋肉。
今日の私の評価としては体をねじる腹斜筋が弱いことによって骨盤がねじれていることで背中の筋肉に負担がかかり、傷んでいる腰痛でした。
野球部ですから、体を何度もねじることで腹斜筋が傷んだのでしょう。
要するに、筋肉痛です。

ただ、筋肉の痛みだから軽症だということではなく、ぎっくり腰の痛みや筋肉がつってどんなにがんばっても動けない陸上選手を見ればわかるように、筋肉は痛みに敏感な器官ですから、個人差はありますが、痛いのはもちろん痛いです。

ただ、いつもと同じ痛みだというのに、この症状でなぜMIRを撮らなければならないのでしょう。
MRIを取るのは費用も安くないし、必要ない検査は行うべきではないのではないかと思います。

彼には、この痛みは筋肉や関節から正しい情報が送れていないことで痛みを感じてしまっているだけだから、きちんと治療すればすぐによくなること、痛み止めの薬やコルセットは必要ないことを説明しました。
痛みもすぐに取れました。

ほかの医療機関でよくならない痛みを抱えている方、VOICE OF SPINEの治療を受けてみては?



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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | 腰痛・坐骨神経痛・下肢のしびれ | 17:46 | comments(0) | trackbacks(0)
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