南青山骨董通りのカイロプラクティックVOICE OF SPINEのブログ

遂に日本上陸!グラストン・テクニックのトレーニング
外山です。
この週末は土日月と3日間のお休みをいただき、超ハードな3日間を過ごしました。

土曜、日曜と朝から夜まで茅ヶ崎にてカイロ神経学のセミナーを受けた後、日曜日は東高円寺に移動し、夜11時まで、翌月曜日は朝6時から夕方5時までグラストン・テクニックのトレーニングを受けてきました。

グラストン・テクニックはまだ日本では全くなじみの薄いものですが、アメリカでは大変普及しており、メジャーリーグやフットボール、バスケットなどのプロスポーツチームや、オリンピックのトレーニング施設などでも取り入れられている治療プログラムです。アメリカではカイロプラクターのほか、理学療法士やアスレチック・トレーナーなど施術資格のある職業の人が行っていますが、カイロプラクティック神経学と同様、日本では海外の情報に精通したカイロプラクターなどでないと知られていませんので取り入れているのはまだ数10人程度ではないでしょうか。

私も学生の頃に恩師に紹介されて以来、数年来受講したいと思っていたのですが、アメリカで講習を受ける必要がありましたので実現しないでいました。それが、今年ついに日本に上陸したとのことで、今回念願かなって受講したのです。

グラストン・テクニックはステンレス製の器具(インストゥルメント)を使って行うのですが、インストゥルメントを通して手で触れてもなかなか感じることの出来ない筋肉や腱、靭帯、筋膜などの抵抗、損傷部位、瘢痕組織を感じることが出来、またその部位を治療することが出来ます。

原理は、筋腱、靭帯など組織が修復される際に瘢痕組織といって「かさぶた」のようなものを形成するのですが、瘢痕組織の状態のままで治ってしまうと、その部位は強度、伸長度などの本来の役目を果たすことが出来なくなってしまいます。例えば筋肉でしたら収縮したり伸張したりしなければならないのですが、瘢痕組織として治ってしまうと、その能力が失われてしまいます。そして、それがその部位だけでなく全く離れた部位にまで悪さをしてしまうことがあるのです。人間の身体はつま先から頭の先まで筋膜を通じてつながっていますから、身体のどこに瘢痕があったとしても身体のどこにでも影響を出すのです。
グラストン・テクニックはその瘢痕組織に置き換わってしまった部位を一度壊して再構築し、新しい機能的な組織(筋肉、腱、靭帯、筋膜など)、つまり組織本来の姿に戻そうというものです。実際に、研究では損傷した靭帯に対しグラストン・テクニックを行った結果、治療しないよりも強度が増したという結果が出ています。

グラストン・テクニックの適応症は、テニス肘、ゴルフ肘や、アキレス腱炎、回旋腱板炎またはアキレス腱症、棘上筋腱症など組織の変性を伴った腱症といわれるものや、ばね指、足底腱膜炎、捻挫などの靭帯損傷、手根管症候群などの末梢神経のしびれ/障害、手術後の瘢痕化、その他多くの問題に応用できます。プロスポーツ選手においても、選手生命が延びることも大いに期待できると思います。

今までなかなか改善することの難しかった障害がかなり改善できることが期待できます。私自身もより多くの方のお役に立てると思っていますので、何かお悩みの方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。



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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | カイロプラクティックについて | 18:31 | comments(0) | trackbacks(0)
こんなときこそカイロプラクティックが力になれます!
外山です。
地震とそれに伴う津波の猛威は本当に想像を絶するものがあります。 その惨状には言葉が見つかりません。
それほど被害の大きくなかった東京でさえ、表参道は街は暗く人も少ないですし、人々に与えたショックは相当なものがあります。

東京では余震も落ち着いてはきましたが、患者さんでも揺れに敏感になったり、夜眠れないなど恐怖や不安を感じている方も多いようです。私自身も、数日は余震のたびに目が覚めてしまいました。

また、あの大震災以来、外から救急車の音が聞こえてくることが多くなっているように感じます。 やはり震災による緊張状態が影響しているのでしょう。

医療現場でさまざまな症状の悪化を訴える方が多いようです。
3月30日の東京新聞の記事によると、民間の情報提供会社のアンケートに対し、医療現場の過半数で「震災に関連すると思われる心因的な病状の悪化」があり、三分の一の医師が向精神薬の処方が増えたと答えたそうです。
また、子供の喘息発作や高齢者の血圧の上昇、めまい、不眠なども増えているようです。

やはり、本当に体調を崩してしまう前にストレスを軽減し、緊張をほぐす必要があります。
このような場合、カイロプラクティックは大きな助けになります!
カイロプラクティックの治療自体が神経を沈静化させる働きもありますし、カイロプラクティックやAKには薬を用いることなく感情や精神を落ち着かせるテクニックが数多くあります。

ストレスや緊張は背骨に影響し、症状を悪化させたりまた別の問題を引き起こします。震災後は、食道や胃の問題が見つかる場合が多くなっています。
例えば子供の場合、食道が短縮し厚くなることによって気管を刺激して喘息や気管支炎のような症状を起こすことがあります。
皆さん、軽くなった、来てよかったと元気になって帰っていただいています。

こんなときこそ、カイロプラクティックが大きな力になることができる!
毎日そう実感し、頑張っています。



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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | カイロプラクティックについて | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0)
Dr.シュミットのインジュリー・リコール・テクニック(IRT)・セミナー
外山です。
この連休は、ウォルター・シュミットDCの来日セミナーが開催され、出席してきました。

シュミット先生はアプライド・キネシオロジーの中で創始者であるジョージ・グッドハートに次ぐ超ビッグネームのひとりで、さなざまなAKのテクニックや手法を開発してきた大変偉い先生です。私自身も以前からセミナーを熱望していた先生です。シュミット先生はグッドハートとともにAKの発展に寄与しただけでなく、カイロ神経学の資格も持ち、神経学的な側面でもAKの可能性を広げた人でもあります。その先生が、今回米子の中塚先生のご尽力で来日、セミナーをしていただけることになったのです。

一目見た第一印象は、「デカイッ!!」でした(笑)。うちにもプロ野球選手も来院することもあり、安藤投手も街中にはなかなかいないぐらいかなり体が大きいのですが、それよりも大きい(笑)。


で、本題に入りますと(笑)、今回はシュミット先生の得意技のひとつ、インジュリー・リコール・テクニック(IRT)のセミナーでした。

体は外傷を受けた際に、ある一定の形に筋肉が収縮し、それが記憶されています。その外傷を受けた部分からの侵害刺激がリセットされない限り、からだに悪影響を及ぼし続けるという理論に基づいています。

痛みの刺激は脳の視床という場所を介して、視床下部という部分を刺激しますが、視床下部は免疫や自律神経、ホルモンの中枢ですので、外傷箇所からの侵害刺激がいかに体のさまざまな機能に影響するか想像できます。

また、熱いものを触ったときなど、痛みや外傷を受けたときには、反射的に手をそこから離す、「引っ込め反射」が働きます。さらに足はその熱いものから離れるように動き、首をすくめるような姿勢をします。これが、ある程度以上に強いと、神経がパニック的な入力を維持し続け、記憶され、体全体の筋肉のコントロールを狂わせます。インジュリー・リコール・テクニックは、この外傷による記憶、神経のパニック状態をリセットするものです。しかも、ごくごく軽い操作ひとつで、そして、一瞬で。

これはもともとアメリカの足病医が行っていた手法だそうで、それをシュミット先生が検査法を工夫し、AKの中にIRTとして組み込んだそうです。

これをまず、初診の最初に行っておくことで、体の異常なバランスが修正され、カイロプラクティックのアジャストメントやその他の治療が大変スムーズになるようです。

さまざまな弱い筋肉や、痛み、可動域、バランス感覚の異常がどれほど過去の外傷に関係し、それを取り除くことで変化するか。
私自身デモンストレーションをしていただき、例えば足首の古傷が、遠く離れた首の可動域にいかに影響するか、そして、ほんのわずかな刺激がいかに神経系の機能を改善するかを体感しました。
体の不思議さを改めて痛感しました。

AKだけでなく、カイロプラクティック神経学を学び、臨床をしていく上でも今後に大きなヒントを数多く得ることが出来た貴重な2日間でした。


Dr.シュミットと




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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | カイロプラクティックについて | 18:11 | comments(0) | trackbacks(0)
ストレスと関節変形、そして痛み止め薬
外山です。

今回はストレスと関節変形の関係、そして、非ステロイド系鎮痛剤についてお話したいと思います。

変形性関節炎というのは例えば椎間板障害、変形性膝関節症、変形性股関節症など、関節の軟骨が磨り減ってしまうことで起こる炎症、痛みです。

このような場合、軟骨の成分であるコンドロイチン硫酸やグルコサミンといったサプリメントが効果的とされています。これは何故なのでしょうか。


実はこれにはストレスが大きく関係しています。


まず、体の解毒は肝臓で主に行われます。「解毒」とは、体内に入ってきた毒物や細菌、ウィルスなどをやっつけたり、不要になったホルモンを分解して便や尿として捨てられるようにする過程のことです。
この過程は2つの段階に分けられていて、それぞれフェーズ1、フェーズ2と呼ばれています。

フェーズ1ではある物質を他の物質に変えます。フェーズ1で生じる中間代謝物質は大変有害で、がんの原因になるものもあります。また、その過程で多くのフリーラジカルを生じます。フリーラジカルは細菌やウィルスなどの外敵を攻撃する働きがある反面、正常な細胞も攻撃し炎症を広げる働きもあります。この時にビタミンCや、E、その他グルタチオンなどの抗酸化物がこのフリーラジカルを中和して無害にします。
フェーズ2ではフェーズ1で生じた中間物質をさらに代謝して無害にします。このフェーズ2の一過程として、硫酸が使われるのです。


では、この解毒とストレスとどう関係があるのか。


ストレスがかかると、副腎からコルチゾールというホルモンを分泌します。コルチゾールとは、ストレスがかかったときに、それに負けないように血糖値を上げたり、血圧を上げる、内臓から四肢の筋肉に血液がいくようにするなど、緊急時に備えて緊張状態にするホルモンで、「闘争と逃走」のホルモンともいわれます。

さて、ストレス下でコルチゾールが多量に分泌されると、今度は肝臓で分解しなければなりません。すると、解毒のフェーズ2で体の中のストックされている硫酸が使われてしまいます。すると、軟骨の再生のために使われるべき硫酸分子が足りなくなってしまうのです。つまり、傷んだ軟骨が修復できなくなってしまうわけです。これが変形性関節炎の原因になるのです。


また、コルチゾールが分泌されると、腸の粘膜で炎症を起こします。すると腸の粘膜が荒れて、通常なら吸収されないような大きな分子の物質が吸収されてしまいます。これをLeaky Gut Syndromeといいますが、腸からの血液は肝臓で解毒されますので、このような状態は肝臓にさらに負担をかけます。


さらに、前述のように肝臓でのフェーズ1の解毒過程で多くのフリーラジカルが生じます。肝臓には多くの抗酸化物がありますが、解毒に手間がかかれば当然多くの抗酸化物が使われます。やがて抗酸化物が足りなくなると、さまざまな部位で炎症、変性が起こります。これは肝臓だけでなく、脊柱や末梢の関節でも同様に炎症、変形が起こります。

炎症、変性が起こると、関節の中の痛みのセンサーを刺激して痛みを感じます。


これが、悪循環になってしまうのです。



さらに、この悪循環に拍車をかけるのが、非ステロイド系の痛み止めです。非ステロイド系の痛み止めには、アスピリン、イブプロフェン、インドメタシン、アセトアミノフェンなどが含まれます。臨床をしていると、気軽に痛み止めを飲んでいる方が非常に多いのですが、その弊害をこれからお話します。


痛み止めを飲むと、プロスタグランジンという炎症性物質を抑えることによって痛みと炎症をブロックします。しかし、ロイコトリエンというやはり炎症性の物質が逆に増加します。徐々に薬が効かなくなり、薬の量を増やすか、もっと強い薬に変えることになります。

また、痛み止めは腸の出血傾向を強めて、さらに葉酸という小腸の粘膜の再生に必要なビタミンの働きを阻害します。これはリーキーガットシンドロームを悪化させます。


さらに、当然肝臓で代謝されることで体の中でストックされている硫酸を枯渇させてしまいます。

また、AKの見地からいうとそれぞれの臓器は特定の筋肉を過剰に緊張させたり弱化させます。すると、その筋肉が関係する関節の動きは異常になり、関節のダメージをさらに悪化させます。例えば、小腸なら腹筋や太ももの前の筋肉、肝臓なら大胸筋などと関連していますから、肩の痛みや膝、股関節にダメージを与えるかもしれません。

このように、ストレスは関節のダメージに影響し、また、痛み止めも、逆に関節のダメージを悪化させます。


私にも、20代前半にも関わらず腰椎の変性の問題をわずらった身内がいました。彼はその当時毎日休みもなく真夜中に帰宅して早朝出勤するというとんでもない業界にいましたので、体の中ではこのようなことが起こっていたのでしょう。当時は私もまだRMITの学生で、「ストレス」が原因なんだろうなと何となくはわかっていても、若いのになぜこのような状態になってしまったのだろうと不思議に思っていました。


人間というのは、本当に臓器同士、または心身相互に関連しながら健康な状態を保っています。体全体の状態を整えながら健康を取り戻すことが、このような症状を予防、改善していく最善の道なのです。

カイロ神経学の300時間コースのセミナーも始まりましたし、AKも継続して勉強しています。その他にもいろいろと学ぶ必要がありますが、学べば学ぶほどその重要性を強く感じますし、多くの方にもっと伝えていくようにしようと思います。




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カイロプラクティック神経学セミナー
5月8日、9日とカイロ神経学の300時間コースがついに始まりました。

昨年12月にDr.キャリックが日本に来て講演して以来、急速にコース再開の道筋が作られたようです。今回の再開はDr.キャリックの強い要請があったとのことです。コースのために尽力してくださっている川西先生、伊藤先生、大場先生、五十嵐先生、キャリックジャパン事務局の方々には本当に感謝いたします。

今回は第1回目ということで、ニューロンセオリーが主なトピックですが、アルツハイマーやパーキンソン病など多くの神経変性疾患の大きな原因となる炎症と、脳のエネルギーである糖代謝に関わる糖尿病などが資料として配布されました。これは以前はなかったトピックです。

ここで、炎症、変性を防ぐサプリメントとして、VOSでも扱っているマリアアザミがあげられていました。
体の中では代謝の過程で活性酸素やフリーラジカルと呼ばれるものが発生し、それが過剰に増えると細胞を傷つけてしまいます。これを酸化ストレスといいますが、その酸化ストレスが組織の変性を招くわけです。活性酸素やフリーラジカルを中和する物質を抗酸化物といいますが、マリアアザミは強力な抗酸化物のひとつです。つまり、マリアアザミはそのような神経変性疾患を防ぐ役割ももっているわけです。

私もこれまでマリアアザミは肝臓のサポートとして考えていましたが、肝臓に関しては内臓バイオメカニクスがかなり強力に機能を改善しますので、神経を含めた体全体の変性に対しても推薦していく必要性を感じました。

特に、神経変性疾患の家族暦がある方にはチェックが必要かもしれません。

カイロ神経学はまだ始まったばかりですが、よりいっそう多くの方の力になれると思うと、今後が楽しみです!しっかり勉強していきます!


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知人が来院
外山です。
いやー、オリンピックすごいですね1
今日は高橋選手が銅メダルを獲得しました!
高橋選手の演技はとても躍動感があるし、見ている人をひきつけますね!
今日もジャンプを失敗してしまいましたが、素晴らしい演技でしたね!

私はよくいろいろな人と街で偶然会います。
この間は何と成田空港で幼稚園から中学までの同級生と会ってしまいました。
と思いきや、先日は骨董通りで別の同級生とバッタリ!
その時はあまり話す時間はなかったのですが、先日早速オフィスにカイロを受けに来てくれました!

開業してもう3年半以上になりますが、友人って、意外と来てくれません(苦笑)。今でも親しい高校の野球部の友人でさえも、今度行く今度行くと言いながら実際に来てくれたのはほんの2−3人でしょうか(笑)。

毎日オフィスにこもって当たり前のようにケアをしているとつい忘れがちなのですが、カイロプラクティックはまだまだ社会的に認知度も低く信頼度も高くありませんから、友人が来てくれて、カイロプラクティックについて説明したり実際にカイロを体験してもらって啓蒙するのは、カイロプラクティック業界にとってもとても重要なことです。

もっともっと外に向かってカイロプラクティックの素晴らしさや安全性を伝えていかなければいけないと改めて思いました。

そして、S君、来てくれてありがとう!
もし読んでたら、この前言い忘れましたが、顎もカイロや僕がやっているアプライド・キネシオロジーの適応内なので、今度来たときは診てみましょう!



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飲酒量が多い女性の乳がんリスク
外山です。

今日こんなニュースを見つけました。
それは、12月25日の毎日新聞の「飲酒量の多い女性ほど乳がんにかかる確率が高い」という記事です。
記事によると、週にエタノール計算で151グラム以上(日本酒約7合、ビール大瓶約7本などに相当)飲む人は、飲まない人の1.75倍の発症率だそうです。

これはある意味では当然の結果と言えます。
なぜなら、乳がんの原因は肝臓にあるからです。

どういうことかというと、女性ホルモンのエストロゲンは必要がなくなったら肝臓で代謝されてどんどん排出しなければなりませんが、肝臓の機能が低下していると、その代謝がきちんと行われません。
すると、もっと有毒な中間代謝物質が体内に蓄積しますが、それが乳がんの原因物質なのです。

肝臓は1,000以上の働きをしているので、お酒をたくさん飲む方はアルコールの代謝で肝臓が忙しくなり、ホルモンの代謝が完全に行われなくなってしまうわけです。

他にも、余計な糖は肝臓で脂肪に変換されますし、日常的に薬を服用していたり、添加物や毒物の多い食事、脂肪の過剰な食事など肝臓に負担をかけるものはすべて乳がんのリスクになります。
また、ホルモンはお互いにバランスを取っていますので、ホルモン補充療法(特にエストロゲン単独の補充)も乳がんリスクのひとつのようです。

がんについては他にもさまざまな理由が考えられると思いますが、乳がんや子宮がんに関しては肝臓の機能異常は大きなリスクです。(もちろん子宮頚がんはウィルス感染も大きなリスクですが)

ですから私の場合、AKや内臓生体力学を通しての肝臓のチェックはとても重要視していますし、ケアが必要な場合がかなり多い臓器のひとつです。
また、当院でお勧めしているマリアアザミというサプリメントも肝臓を強力にサポートしてくれるサプリメントです。




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カイロプラクティック神経学 Dr.キャリック講演会
外山です。
昨日は平日にもかかわらず臨時でお休みし、カイロプラクティック神経学で有名なDr.フレデリック.R.キャリックの講演会に行って来ました。連絡をいただいた方々には大変申し訳ございませんでした。

Dr.キャリックはカイロプラクティック神経学という分野を確立させた先生です。膨大な数の論文を読み、それを世界中でもっとも臨床に生かしている人の一人でしょう。
神経内科において、カイロプラクティック神経学は西洋医学の10年、20年進んでおり、Dr.キャリックはまさにその象徴とも言うべき先生です。カイロプラクティックが誇る、というより人類が誇る天才と言っても過言ではないと思います。

さて、講演会ですが、Dr.キャリックはまさに別次元でした。私も数年前にカイロプラクティック神経学のコースは取っていたのですが、(現在は中止になってしまいました)キャリックの説明はわかりやすい!以前はよくわからなかったことが、ああそういう意味だったのか!と納得する部分が多くありました。

もちろん、復習が必要なことが大部分でしたが・・・(苦笑)。

さて、何故キャリックが別次元だったのか。それは、講演の中でいくつも紹介された、治療のビデオでした。

数年間も植物状態だったフランスの元副大統領は数分のうちにみるみる目覚め、異常な反射が正常になっていきます。彼は昏睡状態だった数年間、反応が出来なかっただけで、周りで起こっていたことをすべて認識していたそうです。

半身不随で歩くこともできない女性は、キャリックの治療と神経学的リハビリエクササイズによって、自分の足で歩いてバージンロードを歩きます。

ジストニアという体がねじれた状態で車椅子に乗っている方や脳死状態の人たちが、ほんのわずかな診断と治療でみるみるうちに回復します。

さまざまな刺激に反応して奇声を発してしまう音声チックという病気がありますが、たった15秒刺激をしただけで、症状が消えてしまいます。彼らは声を抑えることが出来ません。自分ではどうにもならないのです。そのような状態で人生を過ごしています。その症状が消えたときの嬉しそうな顔といったら言葉には言い表せません。

そのビデオのすべてがまるで奇跡のようでした。ですがそのすべてが、論文などから得た知識に基づくものなのです。
キャリックの治療の素晴らしさに驚くとともに、患者さんたちの表情に感動してしまいました。

キャリックはカイロプラクターですから、薬は用いません。その手法は、患者さんの神経の中で機能していない部位を特定し、その部位を刺激してあげるというものです。カイロプラクティックアジャストメントや、その他さまざまな道具を使いますが、薬や手術は一切用いません。

キャリックの言葉で印象に残ったのは、彼は何度も、「このような患者さんは、薬や手術では決して回復しません」「このような患者さんの人生を変えることが出来るのは私達だけなのです」という言葉でした。つまり、からだの機能を適切にすることだけが唯一の方法だということです。
からだの働いていない部位を特定し、それを適切に働くようにしてあげる。カイロプラクティックのもっとも根底にあるその哲学が、さまざまな人たちの人生を変え、時には命を救うこともあるのだと、カイロプラクティックの素晴らしさを再認識しました。

もちろん、キャリックのようになるにはまだまだ勉強が話にならないほど足りません(苦笑)。一生かかっても彼のようになれるかはわかりませんが、また神経学も勉強しなおそうという意欲は湧いてきました。


ところで、キャリックについては、やっかみに近いような批判もあるようです。(現在はわかりませんが、少なくとも数年前まではありました)私も、キャリックの盲点マッピング検査という脳の機能を測るひとつの検査法について、そんなものが脳の機能を表すはずがない、インチキだというような英文の記事を読んだことがあります。ですが、実際にはキャリックはそのような手法を用いて多くの人の命や人生を救っています。
そのような記事を書いた人はその記事によって誰も助けることは出来ないし、誰の役に立つことも出来ませんが、キャリックは多くの人の最後の望みです。そして、その彼の知識を広げようと、多くのカイロプラクターにカイロ神経学の講義をしています。彼の実績が多くの批判が的外れだということを物語っています。


先月の22日は日本カイロプラクターズ協会(JAC)のシンポジウムで感謝祭時期のために一時帰国中の日本人で3人しかいないカイロプラクティック神経学のディプロメイト(有資格者)の吉沢公二DCが講演してくださり、素晴らしい症例をいくつも紹介してくださいました。

また、この間ニューヨークの原田先生とお話した際も神経学一緒に勉強しようよーとお誘いいただきました。

カイロ神経学からはしばらく離れてしまっていましたが、これだけ短期間に立て続けに神経学に触れたということは、神経学も勉強しなさい!というカイロの神様のお告げかもしれません。まずは、復習しっかりしよう!

ちなみに、今回の実習では席順の関係でJACの重鎮の折橋先生と有名な仲井DCと3人で検査の練習をさせていただくという何とも豪華な時間でした(笑)。先生方、ありがとうございました。

また、当日は、充電したままカメラを持って行くのを忘れてしまったのですが、桜新町スパイナルケアの柴田さんがカメラを持っていたので、強引に誘ってキャリックと記念撮影も無事出来ました(笑)。メールで送っていただくことになっているので、届き次第写真もアップしたいと思います。柴田君、どうもありがとうございました!



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テレビの腰痛特集
外山です。

先日夕方のニュースで、腰痛、ぎっくり腰の特集をやっていました。腰痛に関する説明や最新の治療法についての情報でした。数人の整形外科の先生方が出ていて、「多くの腰痛は原因が不明」とはっきりとおっしゃっていました。また、一口に腰痛といってもさまざまな疾患が隠れいている可能性を指摘していました。

いつも不思議なのですが、ああいった特集の中では、何故か腰痛に対してのカイロプラクティックや鍼灸を含めた他の手技療法の効果や情報は全く出てきません。あれは何故なのでしょう??

確かに、カイロプラクティックは現在どんな人でも看板を掲げられるため玉石混交の状態で、きちんとした教育や技術を持っていない人が行っている可能性があるため、反響の大きなテレビではむやみに紹介できないのかもしれません。
ですが、鍼灸やマッサージ、指圧などは国家資格であり、ある程度の知識と技術は保障されていることになっているのでは?今回の特集の中でぎっくり腰で受診した方は診断は「筋膜性の腰痛でしょう」とのことでしたから、あれならば鍼灸やマッサージを受けたほうが早く良くなるのでは?と思ってしまいます。

確かに、一口に腰痛といってもさまざまな疾患の可能性があるためそれらを鑑別する能力が必要であることはとても重要ですし、間違いありません。しかし、国家資格を有するそれらの手技療法家達は、きちんとした基礎医学の教育を受け、それぐらいの能力は持ち合わせているのが前提なのではないでしょうか。

何よりも、何でもかんでもレントゲンやMRIを撮って薬をいくつも出して、というのでは医療費の大きな無駄です。
前述した患者さんの例ならば、触診やほかの検査で本当はレントゲンなど撮らなくても筋膜性の腰痛だと鑑別診断できるはずです。

カイロプラクティックや鍼灸などの代替医療を西洋医学と組み合わせ、お互いに補完しあって患者一人一人に最も適した治療を行うというコンセプトである「統合医療」に大変力を入れている民主党に政権が変わった今、統合医療がより推進されることを強く期待します。




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足を甘く見てはいけない
外山です。

昨日帰りに小学生ぐらいの女の子がお母さんと歩いていました。ちょうどお友達と別れたところのようでした。すると、「○○ちゃんサンダルー!!」と大きな声で引き返してきました。お友達とサンダルを交換していたようです。私はちょうどそこで自転車で通りかかったのでふと見てみると、ヒールの高いサンダルでした。

近頃はあんなに小さい頃からヒールを履くんですね。小学生でも髪の毛が茶色かったりする子は見かけますから当然なのかもしれません。

最近は小さなお子さんが有名メーカーのクッションの入ったスニーカーや足首まであるハイカットの靴を履いているのをよく見かけます。私が子供の頃は、すごくシンプルな底の薄いぺたんこな運動靴が当たり前で、たまにおしゃれな子がバッシュを履いているぐらいでしたが。

が、あんなに小さい頃からヒールの高い靴やクッションやサポートの入った靴を履くというのはからだにとってどうなんだろう・・・と心配になってしまいます。

たかが靴、たかが足と思うなかれ。です。

足からの情報というのは、脳・神経の働き、ひいてはからだの働き全体にとても大きな影響を与えます。
例えば、足の裏から地面の固さや傾き、小石がある、などの情報が脳に伝えられることによって、脳はある筋肉を収縮させ、ある筋肉をリラックスさせてバランスを取り危険を回避するようコントロールします。それは足だけでなく、腕などにも同時に命令が伝わりコントロールしています。それを成長するにしたがって学習していくわけです。
ヒールを履いたり底の厚い靴によってそのような情報が来なくなれば脳はどの筋肉を収縮させればいいのかわからず混乱してしまいます。これは「神経学的統合不全」といって、集中力の低下やからだのバランスの乱れ、運動のコントロールの不統合など、さまざまな問題が起こってきます。足というのはそれだけ重要なのです。
もし、子供の頃からこのような感覚を磨かなかったらどうなってしまうのでしょうか。

私は足の筋肉のアンバランスを見るために踵を上げてつま先立ちしてもらう検査をすることがあるのですが、これが出来ない方が非常に多いことに驚きます。初めて見たときにはその方が特別だと思ったのですが、つま先立ちが出来ない方は実は非常に多いのです。専門的には長期にわたるストレスによる筋肉のアンバランスの可能性があったり、または運動不足なども考えられますが、多くは靴の問題でしょう。多くのトップアスリートを治療してきたカイロプラクターでAKのディプロメイトであるDr.フィリップ・マフェトンはほとんどの足の問題は誤った靴によるものだと言っています。

たいてい治療をするとすぐに踵を上げられるようになりますが、これは私が見ているのは大人が主ですから、子供の頃はぺたんこな靴で過ごしていたでしょうから小脳にバランスをとる記憶があるからなのではないかと思います。単純な筋肉のアンバランス、うまく使えていないだけです。バランスを取り戻せばすぐにできるようになります。ただ、このような場合には長期的には足の感覚を取り戻すリハビリが必要ですし、靴が合っていないようなら変える必要もあります。

足の裏の感覚が鈍くなると当然転倒の危険性が高まります。若いうちはそれでもいいでしょうが(よくはないですが)、高齢者にとっては実は命に関わる問題です。高齢者の転倒による骨折は、3人に1人が1年以内に亡くなるというデータがあるほど深刻な問題なのです。

もしも、からだの変化が大きな成長途上の小学生に、足の感覚を磨かせることなく「かわいいから」、「カッコイイから」という安易な理由でハイヒールやクッションやサポートの入った靴を履かせているとしたら、将来思わぬ代償を払うことにならないか心配になってしまいます。

ここをお読みの親御さんがいらっしゃいましたら、是非、ご一考いただきたいと思います。



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Posted by : 外山誉人 B.App.Sc.,B.C.Sc. ICAK認定アプライドキネシオロジスト | カイロプラクティックについて | 11:45 | comments(0) | trackbacks(0)
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